ネット付きで撮ったけど、上手く撮れん。アップで逃げてます。
(スズケンさんがバラした?25cm)
9月3日 林谷・牛道川
掲示板の方にも書きましたが、先日、小型三脚を買いました。やっぱりミニ三脚ではムリがあります。もし川でスローシャッターをやりたい方がおいででしたら、迷わず小型三脚にしましょう。
ただ、その三脚に付属したビニールケース(写真の右のヤツ)は、たった1日の使用で取っ手が切れてしまいました。なにか勘考しなければなりません。

この日は11時に林谷へ行く。やや渇水ですね。
先週ここで、良型を1匹手元でバラシたのが悔しかったんで、私としては珍しくランディングネットを持参。でもまあ、私がネットを持つとたいがい釣れなかったりする。この日も稀に仔アマゴが出る程度で、いつもの林谷でした。
そして先週、スズケンさんが良型をバラシて地団駄踏んでた淵でバシッときた。こいつがなかなか上がってこなくってね、心地よい引きですわ。そしてようやく浅場に引き寄せてネットで掬うと、ポロリと針が外れましたよ。ふふふ、25cm位の幅の広いアマゴでした。
前半は1時間ちょっとで、その1匹のみ。その後、おにぎり食って、ビール飲みながら本読んで、しばしくつろぐ。
後半は、ランディングネットの代わりに小型三脚を持参する。25cmを釣ったから、ゆとりがあります。が、釣り始めてすぐに雨が降りだして終了。

帰り道はザンザン降りで、小雨のうちに退散した自分の判断に○印をつける。
そして仕事場に帰ってボーッとしてたら1時間くらいで雨が上がってしまった。時計を見ると3時。また、イソイソと出かける。今度は牛道川。小型三脚持参です。
川に入ってすぐにパチパチやる(写真を撮る)。駄作です。次に竿を振って、またパチパチやって、次に竿を振ったら25cmくらいのイワナが釣れた。よー引きます。そしてまたパチパチやって・・・・。そんな感じでした。まあ、釣れたのはその1匹だけだったけど・・。
掲示板に貼った写真は、そこでの1枚。小さな沢を少し登ってパチリとやりました。

スズケンさんのネットは大きいから、魚が小さく見えるぞ。
(林谷の25cm)
9月10日 林谷 曇り AM9:30〜PM3:00
まずは11日について。
この日の朝8時半頃、私の仕事場に局長さんが立ち寄ってくれた。実はマル秘DVDが在るとの事で、それを私に届けてくださったのです。(ムフフ・・、興奮しましたよ・・・・。)そのお礼に自家焙煎珈琲をご馳走したんですが、正直言うと一人半分の豆しかなかった。はたして、喫茶掛軸のコーヒーは騙せたかな?
その後のお話の内容と言えば、ワイドコンバーターは広い!とか、私のNDフィルターシステムは非常に小さいとか、オプティオWPのフィルターシステムはすごい!如意棒ほしい!・・・。等など、まあ、釣り人同士の会話とは思えませんでしたね。その後、局長さんは、鮭ヶ洞へ写真を撮りに・・・、いやいや、魚を釣りに行かれました。

それから私は、新たにコーヒー豆を焙煎機にかけて、釣り準備を整えて、さあ出かけようとした所へ、Jr氏がやって来ました。あなたは幸運です。なんせ、煎りたて、挽きたての珈琲が飲めるんですから。
Jr氏はルアーマンです。以前はフライもやってたらしいけど、サイズ・数ともルアーのほうが成績が良いらしい。サイズはともかく、数でもフライを上回るなんて、ちょっと信じたくないけど、15cmくらいのも釣れるんだと。だから本当のルアーマンになったそうな。
彼の話を聞くと、あの川で尺を釣ったとか、その川で尺を釣ったとか、この川で50cmを見たとか、う〜ん、私としちゃあ信じられない事ばかりです。しかも、それらの川は、みんな私の行動範囲内だったりする。
Jr氏は、これから尺の出る××谷へ行くらしい。何度も××谷へ行ってる私には、信じられん発言です。その尺の出るポイントも、私は何回も竿出してるんだけどねえ。いや〜、ルアーはすごいな〜!!

Jr氏を見送った後、私は寒水へ行った。ちっとも釣れんのですぐ飽きた。帰り道(上流側)に釣り人とすれ違う。どうも私は、先行者のすぐ後ろを釣り登ったようでした。
その後、スローシャッターをやって、終了です。(その写真は掲示板に貼りました)

さて、10日はスズケンさんと林谷。水は多めで歩きにくかった。
いつもながら前半はあまり釣れなくって、後半になって、ポツポツと釣れた。釣果はスズケンさんに良型2匹+2匹と、私に良型1匹+2匹。この林谷としては釣れたほうです(この良型の定義には、個人差がありますが・・)。
私としては3週連続の林谷となったのですが、まあ多分、シーズンが終わるまで、ここに通う事となるでしょう。

この手の写真は不慣れ。そもそも良型魚が釣れない。
(林谷の27cm)
9月18日 九頭竜ダム下・他 晴れ
今日は師匠と船長との釣行です。場所はめだか情報を元に、九頭竜ダム下と決めました。
9時半に掛軸店集合。そしてバローでお買い物をして出発。油坂スキー場の手前で師匠が「この油坂峠道路は無料になったらしい」と言う。船長は「いや、来年かららしいよ」と言う。では確かめて見ましょうとなり、わざわざ引き返して有料道路に乗り込みました。結果は・・・、まだ有料でありました(先ほど道路公団のHPで調べた所、今年の9月30日から無料との事です)。だいたい、この有料道路が出来てから九頭竜が随分遠くなってしまったし、大型トラックはお金がもったいないから旧道へ廻って危なくって仕方ない。もちろん事故多発。赤字もどんどん増えてるらしい。大体、こんな道路作ることが間違っとるのだ!これは政治家が悪い!!・・・、なんぞと勝手な事をのたまいながら和泉村に入りました。

川を見ると、あちこちでウェットスーツを着たおっさん達がウロウロしてる。あれはアユ採りですね。そう言えば去年来た時も居たような・・、ウカツでした。とりあえず下流の方に入渓。
師匠はエサ、船長はルアー、私はフライです。川に入って船長がすぐにパタパタと3cm位のウグイを2匹釣る。それもしっかりとハリを咥えておりました。ルアー恐るべし。その後師匠は10cmウグイを3匹ほど。私0匹。船長は10cmクソンボを追加して前半は終了。まあね、この真昼間にまともな魚は釣れるとは思ってなかったんでね、こんなもんです。

昼食は、まずギョーザ焼いて、それからケーチャン食って、いよいよメインの船長スパゲッティー。前回の私の苦言を受け入れてくれて、ソース(右写真)に使うトマトの皮はちゃんと剥いてくれました。トマトのお尻に割り箸をブスリと突き刺して、これを転がしながらバーナーで炙ると、あ〜ら不思議。皮がペロンと剥けてきます(師匠の知恵袋)。このトマトとナスは師匠が丹精込めて育てた物。船長の育てたシソはみじん切り。アスパラはバローの98円のやつ。あとはオリーブオイルとキムチの素を少々。それらを炒めるというか、煮込むというかして茹でたスパゲティーとからめる。
こいつがね、最高に美味かった。普段私は満腹になると、それ以上には決して箸を付けないんだけど、こいつは食えましたね。もう動けないほどに食った。あえて難点を申し上げると、キムチの素はやっぱり多いと思う(これは個人的な好み)。それと風味付けであるシソは今回の半分の量で十分でないかな?。船長、次回はアサリスパゲッティー、いや、その前にきのこスパゲッティーかな。どうぞ宜しくお願いします。

その後、此の木谷横の放水口に行く。ここへ来るのは5〜6年ぶりです。
そこで私はドライフライ結んで此の木谷へ入る。なんか小さい谷で振りにくい。たまに淵があって魚が走る。10cmアマゴがスレで掛かる。浮石を踏んでこける。左腕を擦りむく。痛かった。それでも先へ行ったけど、スローシャッターを切るような景色は無かった。
30分後に戻ったところ、師匠が4匹のシラメを釣って、師匠の竿を借りた船長が1匹のシラメを釣った後でした。それから師匠は、私の前で2匹を追加。サイズは24〜30cmでした。やはりここではミミズが効果的のようです。
今日も1日、楽しゅうございました。


19日には一人で渇水となった林谷へ行く。
前半1時間で18cmをスレで1匹。いかにも林谷らしい。ここ数週間の林谷は、ある意味で釣れすぎた。あれは増水のせいだと思う。条件が良すぎた。今日の谷は静かです。
その後、おにぎりを食べながら、ビールを飲みながら本を読む。そして暫しまどろむ。谷を流れる風が心地よい。これが林谷であり、私の釣りなんだと、ひとりごちる。
それからまた釣り上るも、やっぱり釣れない。これが本来の林谷です。この谷では釣果を求めてはいけない。その綺麗な谷の存在を楽しむもんなんです。でも最後に27cmが釣れた。嬉しい・・。
これで、心置きなく今シーズンが終了できますね。

露出補正やら、色補正をしたら、どうも粗い写真になってしまった。やはり、原版が大事です。
(林谷の滝)
9月23日 林谷 晴れ AM10:30〜PM4:00
今日はスズケンさんと林谷へ行く。9月の私は、釣れようが釣れまいが、もう林谷ばっかしです。

この日の林谷は、先週からの渇水が続いてまして、ますます渇水。釣れるべき要素は全くありません。だからスズケンさんには「今日はきっとキビシイ釣りになります。だから、少ないチャンスは必ずものにして下さい。もしかしたら28センチを手にする事が出来るかも知れません」と言っておきました。
10時半に川に着いて釣り始めるも、やはり静か〜な林谷でした。稀に反応はあるものの、それは毛鉤を見た魚が水中から10cm位浮上して「やっぱり、や〜めた」とばかりに引き返していく。せめて毛鉤を突っついてくれたら何かしら対処を試みるんですが、これじゃあ、私にはどうしようもない。そして前半最後のポイントでスズケンさんの毛鉤に出た。が、乗らなかった。もう一回投げて、もう一度出たけど、やっぱり乗らなかった。スズケンさん、最初にも言った通り、少ないチャンスは・・・。

その後の昼食には、やはりケーチャン。最近の私はテフロン加工のフライパン(取っ手の取れないティファール)を使うようになって、その便利さに感動しております。アウトドアにテフロンとは何事か!!と、怒られそうですが、やっぱり便利なんで仕方ない。それに、最初にケーチャンを入れた時に、ジュジュッと焦げ目が付いて、これで非常に香ばしい鶏肉が出来る。鉄鍋で作るケーチャンより、ゼッタイ美味しいです。
そしてビールを飲みながら、今期の釣行を振り返り、楽しい思い出やら、悔しかったあの1匹についてを語り合う・・・・、のではなくて、ごく一部の釣り人に対する私のグチを聞いてもらう。その内容は差支えがあるので言えません。スズケンさんの、せっかくの最終釣行日に、しょうもない話をしてスイマセン。

後半の釣りを開始しようとしたところに、車で通りかかった釣り人が話しかけてきました。その人の話によると「笹生川を見て、伊勢川で小物を釣って、そして来年のためにこの林谷の様子を見に来た」んだそうです。「笹生川には合計36台ものユンボがあって、あきれてしまった」らしい。まあ、私もあちら水系の事は気になってはおりましたが、それほどひどかったのかと思い知らされました。その人には、林谷ではアマゴが中心な事と、あの辺まで行くと、川と林道が大きく離れてしまう事を説明してお別れしました。

さて、後半戦ですが・・・。え〜、やっぱり釣れません。私はもう諦めてしまってて、カメラを取り出してパチパチやっておりましたが、釣行回数の少ないスズケンさんにとっては、今日は貴重な最終日であります。必死でアマゴを釣ろうとしてるその後ろ姿には、なにか悲壮感のようなものを感じました。そんな時、スズケンさんはビシッと合わせた。ヤマセミロッドがググッと曲がるも、一瞬のうちに元通り。残念です。
それから通らずの淵でアマゴを見つけて、フライを投げるとサーッと沈んでしまう。暫らく待つとまた浮いてくるものの、フライを投げると、やはり沈んでしまう。まあねえ、今日はこんな日なんです。そして、その淵を高巻いて少し行ったところで、またまたスズケンさんがビシッと合わせる。横で見てた私は、思わず「ヤッター」と叫んでしまいましたが、その喜びも、たったの2秒ほど。あれはきっと25cm前後だったでしょう。スズケンさん、だから言ったでしょ。少ないチャンスは必ず・・・・・・。
そして最後の最後になって、ようやくスズケンさんが20cmを釣りました。とりあえず、めでたし、めでたし、です。もっとも、その横で、あーだ、こーだ、と言ってた私はボーズでしたが・・・・。
スズケンさん、来期もどうぞ宜しくお願いします。


アマゴの写真は、パーマークが命。25日は船長と、またまたまた、林谷へ行く。
実は、この林谷を私に教えてくれたのは、十数年前の船長であったのですが、船長がここへ来たのは5〜6年ぶりらしい。23日にも増して厳しくなったこの谷で、船長はミミズで18〜23cmを4匹、私は23cm(右写真)を1匹釣りました。船長は改めてこの谷の良さを解ってくれたみたいで、来期の林谷釣行を約束してくれました。
昼食の豚キムチ丼、美味しかったです。ただ、飯盒ご飯は、やはり師匠にお願いしたいです。


掛軸関係者各位様:当掛軸店は、9月30日には私めの釣りの為、臨時休業と致します。ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

9月30日 林谷
本日は最終日。掛軸店を臨時休業して、師匠と林谷へ行ってきました。
出発は9時半。これはバローの開店時間に合わせたもので、近頃はパターン化してきましたね。そして、今日から無料となった油坂峠道路に入る。その入り口(出口)には無料化となった事を伝える看板は全くありません。それを知らないドライバーは、どんどん旧道の方へ進んでく。いや、ほとんどのドライバーは、その事を知らないようです。これは日本道路公団のPR不足です。大体、こんな道路、作ること自体間違っとると思う。この道が出来る前は、もっと近くて早く行ける道だった。猪瀬直樹さんがなみだ目になって訴えてるじゃあないか・・・。なんて、2週間前と同じような事を話してましたね。まあ、1日からは民営化された事だし、これからは、しょうもない道路、作らんで下さい。

今年最後のアマゴ林谷へ到着して、釣り準備を整えてたところへ、釣り人の車が止まり話しかけてきた。その人の話によると「20年前には、ここによく来てたけど、その数年後に釣れなくなった。それ以来だから、ここへ来るのは久しぶり」らしい。と言うことは、7年くらい前は釣れてて、今は釣れなくなってる訳だから、もしかしたらこの谷は10年周期で釣れるのかも知れない。だったら、あと3年後か・・。
そして釣り開始。水は先週にも増して、ヒカヒカの渇水。枯葉がどんどん流れてきて、釣れる気がしません。前半は師匠も私も18cm位のを1匹づつでした。
昼食にはテフロンのフライパンでケーチャン。美味しいけど風情がありません。師匠の飯盒での炊き込みご飯も、途中で「焦げ臭い」と言いながらフタを開けてかき混ぜる始末。60点の味でした。そしてビールを飲んでたら、今度は林業関係の人が話しかけてきた。そして私の車を指差して「アンタ、毎週来とるねえ」とおっしゃる。やはり、見られてましたか・・・。
そして後半。え〜、やはり静かな林谷でした。私は師匠の横で「ここで25cmが出た」とか、「ここではバラした」とか、「こんな良いポイントなのに1度も出なかった」なんて、この林谷を振り返っておりました。師匠は淵の大物狙い、それと水槽用の15cmも狙う。でも後半は2人共1匹も釣れなかった。
なんとも林谷らしい最終日でありました。

さて、今シーズンも、私の拙いHPにお付き合い下さいましてありがとうございました。
あまりの貧果に呆れてしまった方々、もしくはほくそえんだ方々、あなた方は、私の趣旨に十分満足してくれた方々です。また、釣れない私に同情してくれた方々、そして励まして下さった方々、本当に有り難うございました。また、一部の方々にはご迷惑をかけたやも知れませんが、どうかご容赦の程を・・・。
そしてこのHPを通して新たに知り合えた方々には、あらためて感謝いたします。
まずは、今シーズンも、怪我も無く無事終了することが出来てなによりでした。
これからの当HPは、月2回程度の更新にレベルダウン。内容は、自転車であったり、スローシャッターであったり、それから、ランディングネットを作ろうかなんて事も考えております。まあ、川の近辺の出来事が中心ではあります。また、このオフにはバンブーロッド製作の予定はナシ。竿は十分にあるから。もし、バンブーロッドを作ってみたい人がありましたら、製作用具一式+バンブー材2本分レンタルしますよ。レンタル料は美味しい酒1升。郡上に取りに来られる方に限ります。

それでは、今後とも、私のHP、どうぞご贔屓(ひいき)下さいまし。